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夢分析

アートセラピーを学び始めると、カリキュラムのなかに、「ドリームセッション(夢分析)」というものがありました。なんでも、「印象に残った夢をメモして、その絵を描いてきてください。それについてグループで話し合ってください」というものでした。私は、アートセラピーを学び始める前から、夢をスマホのメモ帳に記録していたので、「あ、あの(無駄に書き留めていただけだと思っていた)夢を使えるんだ」と思いました。

ドリームセッションで初めて提出した夢は、こんな内容でした。

ふと夕空を見上げると、月ではなく大きなお花が空に出ています。「わぁ!!」と思って、写真を撮ろうとします。写真を撮ろうとすると、お花に電線や木の葉っぱが黒くかかってしまって、うまくきまりません。角度を変えたり、自分が少し移動したりして、うまく撮れるような工夫をしようとします。そんなことをしているうちに、お花は普通の月に戻っていました。お花の写真は撮れませんでした。あーあ。

ドリームセッションをやった時には、この夢について、それほど自分に迫ってくるものはわかりませんでした。「みんなに空に浮かぶお花を見せたかったんだけどなぁ、残念だな(笑)」くらいのものでした。

ですが、これを書いている今、この「お花」というのが、その後、何度か自分にとってキーワードとして出てきていたなぁと感じます。それはどんな時かというと。

あるワークショップに参加しようと思ったんですね。それで、「わ、このワークショップ楽しそうだから参加しよう!」と思って申し込みました。ですが、その翌日に、もっと大切な用事を思い出してワークショップをキャンセルしたんです。すると、「女の子が川岸にかがんで、一輪のお花を残念そうに川の水に流す」というイメージが浮かんできました。

また、自分の生涯のパートナーとどうやったら出会えるかというイメージをしたときのこと。もしも運命の人に出会った時に、お互いが「この人だ」とわかるようにキーワードを決めておこうということで、「美しい花」という合言葉を決めました。

お花。この一瞬の美をつかめるか、それが生きるか死ぬかというくらい、自分にとって重要であるということを、今は感じています。

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